ヘルペス治療薬のゾビラックスとは
ヘルペス治療薬「ゾビラックス(アシクロビル)」は、「バルトレックス」と同じグラクソスミスクライン社の商品の薬剤です。
もともと「ゾビラックス(アシクロビル)」が長くヘルペス治療薬として、内服薬・外用薬・点滴薬剤として使用されていました。
そのゾビラックスの改良薬として開発されたのがバルトレックスです。
抗ウィルス薬の「ゾビラックス」は、アシクロビルを主成分とし、単純疱疹(口唇ヘルペスや性器ヘルペス)、帯状疱疹、水ぼうそう(水痘)の治療薬として用いられています。
ヘルペスウイルスの増殖を抑え、症状の悪化を防ぐ効果があり、内服薬として処方されるだけでなく、部位や症状に応じてゾビラックス軟膏や点滴治療を使い分けることができる薬剤です。
ヘルペスウィルスの少ない初期段階で使用開始すれば、患部症状を悪化させずに済みますし、早期にて治すことが可能です。
ヘルペス薬ゾビラックスの種類
・外用薬「ゾビラックス軟膏」
主に、口唇ヘルペスの治療薬として使用されます。
・内服薬「ゾビラックス錠」
主に、性器ヘルペスや帯状疱疹や水ぼうそう(水痘)の治療薬として使用されます。
広範囲に広がった口唇ヘルペスや、顔面ヘルペスなどに処方される場合もあります。
・点滴静注
主に、免疫不全等があり重症化した場合に行われる治療方法です。
ゾビラックスの内服薬を服用する場合、成人で1日5回とされています。
朝食後、昼食後、午後4時頃、夕食後、就寝前 として、およそ4時間おきということになります。
ゾビラックスの成分は、体内に吸収された後の分解が早く、有効血中濃度が5時間ほどしか維持できないためです。
分解排出が早いということは、副作用も少ないというメリットがありますが、服用頻度も細かいので飲み忘れもあり得ますね。
最新のヘルペス治療薬がバルトレックス
ゾビラックスの欠点を補うために開発されたのが、1日2〜3回の服用で有効に作用する「バルトレックス」です。
バルトレックスは非常に単価の高い薬ですが、ゾビラックスはバルトレックスと比較すると、1錠あたりの単価も安く、1日量として考えてもリーズナブルなのです。
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ゾビラックスクリームの塗り薬などの外用軟膏があるのも、ゾビラックスの便利な部分ですね。
特に口唇ヘルペスなどの場合、再発の初期段階(ムズムズ感のレベル)で塗っておくと発症させずに抑えることもできます。
内服薬は処方された日数分、キッチリと飲み終わらせる必要がありますが(中途で止めると、症状のぶり返しや悪化があります)、外用薬は使用範囲によっては使い切らずに残りますので、再発時のために保管しておくこともできますね。
ゾビラックスには、体質によっては胃腸症状(下痢)や頭痛、吐き気、めまい、発疹などの副作用症状が現れることもあります。
使用前には必ず医師に症状を説明し、ゾビラックスの服用が適切かを確認したうえでご使用ください。
処方薬ですが、バルトレックス同様にゾビラックス(アシクロビル)もクスリエクスプレスのような個人輸入代行から通販で購入が可能です。
腎臓が悪い方や高齢の方、急性腎不全や意識障害、アナフィラキシー、皮下出血、痙攣(けいれん)などの重い副作用もまれにあるとされています。
テオドールなどの喘息の薬、プロベネシドなどの痛風薬や、免疫抑制薬などとの飲み合わせにも注意が必要です。
ヘルペス治療薬の個人輸入ランキング!
バルトレックス |
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最も有名なヘルペス治療薬。ゾビラックス(アシクロビル)の効果を改善した抗ヘルペス薬で、短期間にヘルペスウイルスを殺菌して口唇ヘルペス、性器ヘルペスを治療!
※ヘルペス治療薬や他の性病・感染症治療薬は、処方箋無しでの個人輸入が可能です。 |
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ゾビラックス |
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バルトレックスと並ぶヘルペス治療薬のジェネリック薬で、口唇ヘルペス、性器ヘルペス、単純疱疹や水疱瘡など再発しやすいヘルペスを効果的に治療する抗ヘルペス薬です。
※ヘルペス治療薬や他の性病・感染症治療薬は、処方箋無しでの個人輸入が可能です。 |
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ゾビラックスクリーム |
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ゾビラックスブランドの口唇ヘルペス治療軟膏!ひりひりしたヘルペスの予兆がでたらすぐにゾビラックス軟膏で悪化を阻止!症状が出た後でも帯ラックスを塗ってウイルスの増殖を阻止!
※ヘルペス治療薬や他の性病・感染症治療薬は、処方箋無しでの個人輸入が可能です。 |
口唇ヘルペスの治療薬ゾビラックス
「ゾビラックス」は、抗原虫剤のアシクロビルを有効成分とする口唇ヘルペスの内服薬です。
口唇ヘルペスの他に、性器ヘルペスや水ぼうそう・帯状疱疹にも効果があります。
アシクロビルは内服薬の他に塗り薬や点滴としても使用されます。
口唇ヘルペスの内服薬には、バラシクロビルを成分とする「バルトレックス」もありますが、バラシクロビルは体内でアシクロビルに転換されるので、効果は同じです。
バラシクロビルはアシクロビルにL-バリンという物質を結合したプロドラッグです。
アシクロビルよりも内服したときの血液への吸収率が高く、効果が長時間持続します。内服薬に限って配合されます。
「ゾビラックス」と「バルトレックス」の口唇ヘルペスに対する効果は同じですが、ゾビラックスは200mgを1日5回服用する必要があるのに対して、「バルトレックス」は500mgを1日2回の服用ですみます。服用期間はどちらのお薬も5日間です。
ゾビラックスは1日に5回服用するので、服用時間を決めておいてのみ忘れがないようにする必要があります。
通常は、@朝食後、A昼食後、B午後4時頃、C夕食後、D就寝前の合計5回服用します。
小児の口唇ヘルペスの場合には就寝前の服用を省略して、1日4回服用します。
飲み忘れに気づいたときはその時点ですぐに服用しますが、次の服用時間が近いときは1回服用を休みます。忘れても1度に2回分飲むことはできません。
※性器ヘルペスの治療でも用量と用法は同じです。
口唇ヘルペスを起こす単純ヘルペスウイルス1型も性器ヘルペスを起こす単純ヘルペスウイルス2型も、いちど感染するとウイルスは神経節に潜伏して宿主の免疫力が低下したときに症状が再発します。
風邪をひいたときに唇にできものができると「風邪の華」などと言われますが、これも口唇ヘルペスの再発の症状です。
口唇ヘルペスのウイルスは非常にありふれたウイルスで、知らない間に感染している人が多いので、感染症とは思っていない人が少なくありません。
成人の大半は単純ヘルペスウイルスのキャリアになっています。
口唇ヘルペスは風邪の他に、過労、睡眠不足、ストレスなどがきっかけで再発します。
強い紫外線を浴びたときに再発するケースもあります。再発の頻度は人によってまちまちで、多い人は年に2〜3回再発しますが、何年間も再発しない人もいます。
口唇ヘルペスは初発の症状は比較的重く、再発の症状は軽いのが特徴です。
初発では、唇の広い範囲にヒリヒリと痛む水泡ができて、熱が出たりあごのリンパ節が腫れることもあります。再発は、唇の1カ所に水泡ができる程度なのが普通です。
ゾビラックスは、初発にも再発にも効果がありますが、とくに初発では塗り薬だけではなく内服薬を飲む必要があります。
再発の場合も内服薬を服用すると治りが早く、あまり痛い思いをしなくて済みます。家族などに感染させるリスクも低くなります。
ゾビラックスの副作用としては、腹痛、下痢、皮膚の痒み、発疹などが報告されています。重症になることはほとんどありませんが、副作用が強い場合は服用を中止して医師に相談してください。
抗生剤のバルトレックス(バラシクロビル)は処方薬のため医師の診断がひつようですが、個人輸入で海外のストアから通販することも可能です。
口唇ヘルペスと治療薬
口唇ヘルペスは「単純ヘルペスウイルス1型」の感染によって発症する病気で、唇にヒリヒリと痛む水泡ができます。
いったん症状が収まっても、ウイルスが体内に潜伏して再発するのが口唇ヘルペスの特徴です。
ヘルペスウイルスに感染直後の初発は症状が重く、広範囲に水泡ができて強く痛みますが、再発では症状が軽くなります。
口唇ヘルペスを起こすウイルスは、いちど感染すると症状が消えても顔の神経説に潜伏して、風邪をひいて体力が落ちたときなどに再発します。
口唇ヘルペスの治療でおもに使われるのは、抗ウイルス薬の「バルトレックス(バラシクロビル)」と「ゾビラックス(アシクロビル)」です。
「バルトレックス」は口唇ヘルペスの治療の第一選択となるお薬です。
有効成分のバラシクロビルはヘルペスウイルスのDNAの複製を阻害して増殖をさまたげます。
バルトレックスの特徴は、もう1つの治療薬「ゾビラックス」の改良版だということです。
成分のバラシクロビルは、ゾビラックスの成分のアシクロビルにL-バリンという物質を結合させて、安定性を高め、身体への吸収率を高めたものなので、バルトレックスのほうが口唇ヘルペスを早く治療できます。
ゾビラックスは1日5回の服用が必要ですが、バルトレックスは1日2〜3回の服用で口唇ヘルペスを完治できます。
バラシクロビルは肝臓で代謝されてアシクロビルになります。消化管で影響されずに肝臓に取り込まれるので、有効成分の血液への吸収率が高くなります。
したがってお薬の効果はバルトレックスもゾビラックスも同じですが、バルトレックスは服用回数が減ることで口唇ヘルペスの治療が楽になります。
もちろんですが、バルトレックスもゾビラックスも性器ヘルペスにも効果があります。
バルトレックスには服用回数が少なくてすむメリットがありますが、お薬の価格はゾビラックスの約2倍と高額になります。
薬品名 | 成分 | 服用量・服用回数 | 服用期間 | 薬価 |
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バルトレックス | バラシクロビル | 1錠500mgを1日2〜3回 | 5日間 | 1錠約400円 |
ゾビラックス | アシクロビル | 1錠200mgを1日5回 | 5日間 | 1錠約220円 |
バルトレックスもゾビラックスも服用期間は5日間ですが、症状が出たらなるべく早く服用を開始することで治りが早くなります。
この2つのお薬は、口唇ヘルペス再発の頻度が多い場合の「再発予防薬」としても使用されます。その場合はどちらも1錠を1日1回だけ服用します。
バルトレックスもゾビラックスも血液中ではアシクロビルとして作用するので、副作用は同じです。
副作用は少なく安全なお薬ですが、人によって吐き気や下痢などの胃腸不良が出ることがあります。ごくまれに、皮膚に発疹ができる、めまい、眠気、頭痛などが出ることがあります。
ゾビラックスの成分であるアシクロビルは、軟膏や注射、点滴としても口唇ヘルペスの治療に使用されています。
軟膏や注射は消化器官を通らずに直接患部に作用するか、血液に入るので、バラシクロビルに加工する必要がないからです。
バルトレックスとゾビラックスの他に、「アセラナA」という塗り薬が口唇ヘルペス治療に処方されることもあります。これはビタラビンという抗ウイルス薬を成分にしたお薬です。
口唇ヘルペスの治療薬には病院で処方される内服薬や外用薬の他に、ドラッグストアで購入できる外用薬があります。
これは比較的症状が軽い再発時の治療に限って市販が認められているお薬で、購入時には薬剤師のヒアリングに応える必要がある「第1類医薬品」に指定されています。
口唇ヘルペス初発は症状が重く、重症化するおそれがあるので、市販の外用薬ではなく内服薬での治療が必要です。
バルトレックスとゾビラックスは口唇ヘルペスの他に、性器ヘルペス、帯状疱疹、水疱瘡の治療でも第一選択となるお薬です。
それぞれウイルスの型は違いますが、これらの病気はすべてヘルペスウイルスがひき起こす病気です。
ただしお薬の用量や用法は病気によって違うので注意してください。
口唇ヘルペスは「単純ヘルペスウイルス1型」が原因ですが、性器ヘルペスは「単純ヘルペスウイルス2型」、帯状疱疹・水ぼうそうは「水痘・帯状疱疹ウイルス」が原因です。
抗生剤のバルトレックス(バラシクロビル)は処方薬のため医師の診断がひつようですが、個人輸入で海外のストアから通販することも可能です。