ヘルペス おでこ

頭部の頭皮から、おでこにかけて発疹する場合もありますし、おでこから眉毛にかけて腫れたりして、顔が別人のようになってしまうケースもあります。

おでこ発疹したヘルペスの場合、最初はニキビや吹き出物と勘違いしてしまう人も少なくありません。

ヘルペスと間違えやすいニキビの場合

ニキビと間違えやすいヘルペスの場合

ニキビはうつりませんし、自分の中だけで発生し完結する皮膚の炎症です。

ヘルペスは感染症なので、皮膚接触などで他人に感染させてしまうということも多々あります。

直接触れてしまう、接触してしまうことで感染するのは勿論ですが、ヘルペスウィルスが付着したタオル類などからも感染します。

ヘルペスは感染力が強力です

ヘルペスウィルスは非常に感染力の強いウィルスなので、ヘルペスが発症しているときはタオルの共用などは家族でも避けるべきですね。

ヘルペスの水ぶくれ(水泡)の内部の浸出液には、ヘルペスウィルスが大量に増殖しています。

水泡が破裂して浸出液が他の部位につくと、新たに感染することになり、皮膚症状が広がってしまいます。

ヘルペス患部や浸出液を拭いたタオルなどで、顔を拭いたりすると顔中に感染が広がります。

おでこだけでなく他の部位にも広がり、顔中がヘルペスの発疹と水ぶくれになるようなケースもあるのです。

見栄えが悪いだけでなく、顔面が痛くて熱を持っているというような、かなり辛い状態になってしまいます。

ヘルペスはおでこ、鼻、目、耳にも感染します

おでこから瞼(まぶた)、目や鼻にかけてヘルペス症状が広がってしまったりもします。

瞼がヘルペスで腫れると、人相も全く変わってしまうことになりますし、腫れぼったい瞼で目が開かない、視野が狭くなったりすることもあります。

熱をもってしまったり、目が痛い、眼球が痛いというケースもあるようです。

ヘルペスウィルスは神経節に潜伏しており、神経を伝わってアチコチに悪さをしかけていきます。

おでこや鼻などにヘルペスが発症した場合は、神経領域には視神経も含まれているので、ヘルペスウィルスが視神経に影響して痛みだけでなく、視神経が傷つくと失明する危険性もあるのです。

耳にヘルペスが発症した場合は、神経領域が顔面の左右どちらかの半分、顔半分がマヒして動かせなくなってしまったりします。
つまり、片側顔面マヒのような状態になってしまうこともあるのです。