口唇ヘルペスが再発する理由と早期治療法
口唇ヘルペスは治っても何か月かすると再発し、それをくり返すことになるやっかいな病気です。
口唇ヘルペスが再発する理由は、原因となるウイルスが顔の三叉神経の神経節に潜伏するからです。
潜伏したウイルスは宿主の免疫力が低下したときに再び増殖して、唇にピリピリと痛む水泡を作る症状を発生させます。
口唇ヘルペスをひき起こすのは「単純ヘルペス1型」というウイルスです。
「ヘルペス」とは水泡のことで、ヒトに感染するヘルペスウイルスは8種類あります。
その中でもっとも感染者(キャリア)が多いのが「単純ヘルペス1型」です。
潜伏している人を含めたキャリアの割合は、成人の50%以上、高齢者の90%以上といわれています。
つまり、いつの間にか感染していて、体力が弱ったときに再発するのが口唇ヘルペスです。
感染した人の多くは一度も症状がでない無症状キャリアですが、人によっては年に2〜3度再発をくり返します。
再発のきっかけになるのは、風邪、過労、睡眠不足、ストレスなどによる免疫力の低下です。
強い紫外線を浴びたときに再発する人もいます。女性で月経前症候群のある人は、それがきっかけで症状が出る場合があります。
風邪をひいたときにできる唇のできものを「風邪の華」とか「熱の華」といいますが、原因は風邪のウイルスではなく、風邪をきっかけに暴れ出したヘルペスウイルスです。
口唇ヘルペスの症状がもっとも重いのは、感染直後に水泡ができる「初発」の症状です。
唇の広い範囲に水泡ができて、熱が出たり、あごのリンパ節が腫れることもあります。
長期間潜伏してから始めて症状が出る「潜伏後の初発」はそれに比べると症状は軽くなります。
「再発」の場合は、初発や潜伏後の初発よりも症状は軽くなります。
口唇ヘルペスがよく出る人はLリジンというアミノ酸の量が足りてないため、サプリメントで補充するとよいでしょう。
唇の1カ所に水泡ができて、放置しても1〜2週間で治ることがほとんどです。
もちろん治療をすると早く治り、家族や他人にうつすリスクも小さくなります。
再発の兆候は、唇がチクチクしたり、ピリピリする感じで知ることができます。
この段階で内服薬や塗り薬を使用しておくと、症状は軽く治りが早くなります。
チクチクする感じから半日くらいで、唇のその部分が痛みはじめて赤く腫れてきます。
翌日か翌々日には腫れた部分に水泡ができます。それから2〜3日すると水泡がつぶれてかさぶたができ、回復期に入ります。
口唇ヘルペスの再発時の治療には市販薬もあります。
初発では医師が処方する内服薬やぬり薬を使用しますが、再発は症状が軽いので市販薬の塗り薬でも対応できます。
口唇ヘルペスの市販薬は「第1類医薬品」で薬剤師が再発であることを聞き取りしてから販売されます。
お薬の成分はアシクロビルまたはビタラビンという抗ウイルス剤で、商品名としては「アクチビア軟膏」、「ヘルペシアクリーム」、「ヘルペエース」「アセラナS」などがあります。
単純ヘルペスウイルス2型の感染で発症する性器ヘルペスの場合は、日頃からお薬を飲んで再発を予防する「再発抑制療法」を行なうことがありますが、口唇ヘルペスの場合は通常はこのような予防治療は行ないません。
生活習慣に注意して体力を低下させないのが、いちばんの再発予防策になります。
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