性器ヘルペスと口唇ヘルペスの違いと治療法
口唇ヘルペスも性器ヘルペスも「単純ヘルペスウイルス」というウイルスへの感染が原因ですが、ウイルスの型が違いいます。
ただし、治療にはいずれもバルトレックスかゾビラックスを服用して治します。
口唇ヘルペスは「単純ヘルペスウイルス1型」が、性器ヘルペスは「単純ヘルペスウイルス2型」がひき起こす病気です。
症状が出る場所も違い、病名のとおり口唇ヘルペスは唇に、性器ヘルペスは性器やお尻に水泡ができます。
当然ですが、2つの病気は感染する機会も違います。
口唇ヘルペスはキスなどで唇どうしが触れる機会の他に、グラスの回し飲みやタオルの共用などでも感染することがあります。
性器ヘルペスは感染部位がクローズドな場所だけに、性行為のときにほぼ限られます。
ただし女性はまれに、トイレの便座やお風呂の洗いイスなどからも感染することがあります。
単純ヘルペスウイルスは1型も2型も、いちど感染すると症状が消えてもウイルスはヒトの神経節に潜伏して、免疫力が低下したときに再発します。
1度感染した人は一生、ウイルスのキャリア(保持者)になります。
口唇ヘルペスのウイルスは顔の三叉神経に潜伏し、性器ヘルペスは腰骨の近くの神経節に潜伏します。
しかし、1型と2型ではキャリアの数が大きく違います。
口唇ヘルペスをおこす1型は非常にありふれたウイルスで、20歳までに5〜6割、50歳までにはほとんどの人がキャリアになると見られていますが、性器ヘルペスを起こす2型のキャリアは全人口の1割前後と推定されています。
口唇ヘルペスは幼少時に近親者から感染することが多いのに対して、性器ヘルペスは当然ですが性交年齢に達してからの感染者がほとんどです。
セックス産業に従事している人の感染率は、国立感染症研究所のホームページでは、80%以上にのぼると記されています。
口唇ヘルペスは感染を防ぐことが現実的にはなかなか難しいが、性器ヘルペスは注意しだいで感染を防ぐことが可能だということも両者の大きな違いと言えます。
1型と2型の共通点は、キャリアの70〜80%は1度も水泡ができる症状を起こさない無症状キャリアだということです。
また、1度症状を起こした人は、いったん症状が消えてもくり返し再発する点も口唇ヘルペスと性器ヘルペスの共通点です。
ただし、再発することは同じでも、再発頻度は口唇ヘルペスよりも性器ヘルペスの方が多い点が違います。
その他の共通点としては、症状の推移があります。
最初は患部にムズムズするような違和感が生じて、それがピリピリする痛みに変わるころに赤く腫れ始めて水泡ができます。
水泡はやがてつぶれてかさぶたになり、回復に向かいます。
どちらも早い段階で治療すると治療期間が短くて済みます。
口唇ヘルペスも性器ヘルペスも治療には抗生物質のバルトレックスやゾビラックスを服用します。
口唇ヘルペスの予防・治療にはバルトレックスがおすすめです>>
バルトレックスのほうが早く治療できます。
もう1つの共通点は、感染後にすぐ症状がでる初発の症状は重く、再発は症状が軽いということです。
ヘルペスは初発でも、感染後にすぐには症状が出ずに長い潜伏期間の後に初めて症状が出た場合は、比較的軽い症状で済みます。
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