ヘルペスとリンパの腫れ
単純ヘルペス「口唇ヘルペス」や「性器ヘルペス」が発症すると、リンパが腫れることがあります。
一般的には、赤いブツブツした発疹と小さな水ぶくれ(水泡)、痒みと痛みなどの皮膚症状がまず出現しますが、放置したりして悪化した場合はリンパにまで影響して、リンパが腫れる状態にまで至ることがあります。
リンパが腫れるまでに悪化すると、部分的な皮膚の感染症というだけでなく、発熱や倦怠感などの全身症状に陥るケースもあるのです。
口唇ヘルペスは、口火目や口元周辺に発症する感染症です。
赤いブツブツした発疹から、小さな水ぶくれができ、徐々に合体して多な水ぶくれになったりします、
風邪をひいたり、発熱したりしたあとで発症することが多いので「風邪のはな」「熱のはな」と呼ばれたりもしますが、ウィルス性の感染症なのです。
口唇ヘルペスは、単純ヘルペスウィルス1型に感染して発症しますが、一度感染すると治ったあとも体内に潜伏するウィルスで、免疫力が落ちたときに何度も再発します。
大概は幼少時に感染しているケースが多いのですが、感染に気づかないままに成長していることもあります。
リンパが腫れる状態にまで至るのは、口唇ヘルペスの初感染の時、特に大人になってから初めて感染したようなときに重症化しやすく、顎の下のリンパが腫れたりするのです。
首にしこりのようなものができて熱っぽい、首回りのリンパが腫れて痛いというような症状がでます。
病後とか、体力が非常に落ちていてウィルスを撃退する機能が弱くなっているときなどにも、重篤化してしまうのですね。
性器ヘルペスの場合も、口唇ヘルペスと同じようなメカニズムで再発、発症します。
主に性器や性器周辺に発疹から水ぶくれとなり、ただれて潰瘍化(凹み)し、痒みと痛みが発生します。
悪化すると、太ももや臀部、尿道や肛門部・直腸の粘膜にまでいたる場合もあり、排尿困難、排泄困難となることもあります。
足の付け根のリンパ腺が腫れてきて、発熱や頭痛、だるさなどの全身症状に陥るような重篤な場合もあります。
性器ヘルペスは、皮膚接触、主に性交渉による性感染症です。
特に初感染時に症状が悪化することが多く、女性の方が重篤化しやすいとも言われています。
異変を感じたら、すぐに専門医を受診して治療することをおすすめします。
治療は抗ウィルス剤での内服が基本となりますが、重篤な場合は入院しての点滴治療となることもあります。
単純ヘルペスウィルスからの「ヘルペス脳炎」は、口唇ヘルペスからの鼻粘膜を経由して嗅神経を通って脳へ移行したり、ウィルスが隠れ潜んでいる三叉神経から伝わって脳へ侵入するとされています。
リンパが腫れるということは、免疫機能によってウィルスと身体が闘っている証拠でもあり、リンパで食い止められているうちは良いのですが、食い止められなくなると負けて脳にいたるということになります。
発熱や頭痛、嘔吐、意識障害、麻痺けいれん、更には失語症や異常行動、人格変化などが短時間のうちに発生します。
数は多くないのですが、年間300〜400人が発症していて、死亡率は10〜30%と高いのです。
ヘルペスの一種である「帯状疱疹」でも、リンパが腫れることがあります。
身体に帯状に発疹し、水ぶくれだけでなく、発熱したり、激痛があり、リンパ腺が腫れたりします。
加齢や病後、過労などで免疫力が落ちたときに発症しやすい帯状疱疹ですが、HIV感染が無症候期(潜伏期)を終えて発症しようとしている時期にも、帯状疱疹が発生したりします。
免疫機能の低下というのは、HIVにもかかわりの深いことなのですね。
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