ヘルペスに効くL-リジンとは？
「ヘルペスにはリジンが効く!」という説があります。
治療薬や特効薬というわけではありませんが、リジンのサプリメントなどを補給しているとヘルペスの症状が軽減するとか、予防になるというような話もありますね。
リジン(ウィキペディア参考)とはアミノ酸のひとつで、人間の身体を構成するタンパク質合成アミノ酸で、非常に重要な役割を持っています。
タンパク質の形成や、免疫力の向上など健康を維持するために必須の栄養素で、「牛肉」「豚肉」「鶏肉」「魚類」「チーズ」「ヨーグルト」「小麦胚芽」「ビール酵母」などに含まれています。
豆類には特に多く含まれていて、「湯葉」「きなこ」「小豆」「納豆」「豆腐」「油揚げ」「おから」「豆乳」などにも、リジンは豊富です
リジンは小腸からのカルシウム吸収や骨の形成(骨粗しょう症の予防)、脂肪燃焼の促進効果、コラーゲン生成など美肌効果、細胞の増殖や再生修復、ホルモン合成や受胎サポート(不妊治療系?)、貧血や疲労・目の充血・集中力低下などを防ぐ効果などに関わりのあるアミノ酸です。
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リジンは肝臓で代謝され、ビタミン・ミネラル、アミノ酸が不足すると、リジンの機能は低下してしまいます。
リジンが著しく不足した場合は、成長障害、免疫不全を来たすことがあります。
動物性たんぱく質にリジンは多く含まれるので、ベジタリアンの場合は不足気味になりやすいのです。
リジンがヘルペスの予防や治療促進
「なぜ、リジンがヘルペスに効果があるのか?」作用の理屈は不明です。
ただ「ヘルペス・帯状疱疹の発症において、1日3000mgのリジン摂取により治癒までの期間を短縮できた」
「ヘルペスウィルスを保有しているに、1日1250mg以上のリジンで、ヘルペス発症の確率を減らすことができた」という研究データがあります。
作用の理由は不明だけど、ヘルペス対して効果はあるということになりますね。
２つのアミノ酸「リジン」と「アルギニン」が、ヘルペスウィルスに関わりがあると言われています。
- リジン・・・ヘルペス発生率を減らし、ヘルペス発症時には治療効果を高める作用があります。
- アルギニン・・・ヘルペスの発症を促進したり症状を悪化させたりします。
ただし、アルギニンは健康維持や老化予防、美容などには、欠かすことのできない重要なたんぱく質です。
体内バランスを、リジンをアルギニンより多くしなければなりません。
リジンはサプリメントで補給
『リジン ＞ アルギニン』の状態に保つことがポイントになりますので、食物からの摂取だけでは難しいかもしれませんね。
サプリメント等でリジンを補って、体内のバランスをリジン優位にしておくという方法もあります。有名なソースナチュラル社（米国）のLリジンサプリメントは有名です。
最近は、ビタミンCや亜鉛など皮膚修復効果のための成分も含んだ、ヘルペスに特化したようなサプリメントもあります。
ヘルペスが発症した際の治療には抗ウィルス剤を使用するとしても、少しても早く症状が改善すると嬉しいですよね。
ウィルス潜伏期間中の日常的な体調維持管理とともに、普段の予防対策としてリジンを摂取しておくというのも良いかもしれません。
再発の率を減らすことが出来るとすれば、とても助かりますよね。
Lリジンは神の健康にも良い？
リジンの作用として、体毛が濃くなったとか、髪の毛が太く、ハリコシが出たというような育毛効果があるとも言われています。
Lリジンは肌や髪の毛の生成、健康に必須なアミノ酸なので薄毛、抜け毛が気になる男性、女性の育毛には必須と言えます。
育毛薬のミノキシジルとLリジンを併用することで発毛を促進すると言われています。
まとめると、Lリジンはヘルペス予防、治療促進、髪や肌の健康に必須のアミノ酸で、体内で生成できないので食物で摂取するしかなく、十分取れていないと髪の毛、肌荒れ、口唇ヘルペスの頻発などが起こり得ます。
リジンは医薬品でありませんので、医師の処方箋は必要ありません。
個人輸入通販でバルトレックスを購入される場合、同時にLリジンの購入も可能です。
口唇ヘルペスを予防するLリジンとは
ヘルペスウイルスを持っている人は、日本国民の70％を超えると言われています。
そのため、繰り返しできる口唇ヘルペスに手を焼いている人は少なくありません。
口唇ヘルペスを発症する際は、まず口の周りの皮膚や粘膜に痛みや熱などの違和感を覚えます。
ウイルスの増殖にともなって徐々に赤みが出てきて、その上に複数の水ぶくれができます。
ほとんど一週間ほどで消えますが、完治することはないため、口唇ヘルペスを頻繁に発症させないためには上手に症状を抑えていく必要があります。
そこで、今注目されているのが「Lリジン」という必須アミノ酸です。
口唇ヘルペスに良くなる人はこのLリジンを飲むとよいと言われます。
リジンの働きは多く、筋肉や髪の毛を構成するタンパク質を作るために大切な成分です。
他にも、代謝の促進やカルシウムの吸収、そして免疫力向上にも一役買っています。
免疫力がアップすることは、口唇ヘルペスの発症も抑制してくれることになります。
口唇ヘルペスは、風邪や疲労などで体の抵抗力が低下することが原因で発症するためです。
Lリジンはヘルペスの予防目的で服用しますが、実際に口唇ヘルペスの症状が出た場合は、手で触ったりせずに講師物質のバルトレックスを服用するのが一番早く治す方法です。
また、Lリジンを考える上で、アルギニンとのバランスも重要になってきます。
アルギニン自体には性機能の改善や疲労回復などの効果がありますが、摂取量がリジンを超えるとヘルペスの発症につながってしまうため、注意が必要です。
Lリジンの１日あたりの推奨摂取量は、体重によって異なります。
成人の場合、体重１kgあたりの摂取量は30mgですので、体重60kgの男性は1800mgが目安となります。
食事から摂取できるLリジンの量は、特に野菜を多く食べている人の場合は不足しがちになります。
野菜類にはあまりリジンは含まれておらず、乳製品や肉類、魚介類などに多く含まれているためです。
具体的な食材としては、乳製品ではチーズ、肉類では鶏の胸肉や豚ロース、魚介類ではかつお節やマグロ、豆類ではきな粉や納豆などです。
ただし、豆類にはアルギニンも多く含まれる傾向があるので、口唇ヘルペスの予防が目的ならば、乳製品や肉類、魚介類を食べたほうがいいでしょう。
Lリジンは食生活の中で調整することが難しい場合は、サプリメントで補給することをおすすめします。
ちなみに、現時点で過剰摂取による副作用はないとされています。
そのため、抵抗力が落ちていたり、口唇ヘルペスができる前兆などがあれば、多めに摂取してもよいことになります。
このように、Lリジンによって口唇ヘルペスは予防できますが、サプリメントを摂取する際に注意すべき点がいくつかあります。
まず体質によりますが、摂取することで睡眠の妨げになる場合があるので、寝る直前には飲まないようにしてください。
ヘルペスにはバルトレックス（バラシクロビル）かゾビラックス（アシクロビル）の抗生物質で治しますが、何らかの抗生物質を服用中は、近い時間に摂取せずに２、３時間程度は時間を空けるようにしたほうがいいでしょう。
よりLリジンの効果を実感するためには、できるだけ空腹時に摂取することが望ましいです。
食後すぐに飲んでしまうと、タンパク質の合成にリジンが使用されてしまうためです。
また、ビタミンB群、特にビタミンB6と合わせて摂取することをおすすめします。
そうすることで、Lリジンの吸収が促進されるためです。
サプリメントには即効性はありませんので、しばらく飲み続ける必要はあります。最低でも１ヵ月、できれば３ヵ月は飲んだほうがいいでしょう。
Lリジンの摂取と合わせて、健康的な体を維持することも重要になってきます。
風邪や胃腸の病気、過労などで口唇ヘルペスは発症しやすくなるので、日頃から免疫力を上げる生活を送るようにしましょう。
そのためには、栄養バランスのとれた食生活を送ることが大切です。
休養をしっかりとりつつ趣味などで上手にストレスを発散することも、口唇ヘルペスの予防では重要なことです。
もし風邪気味だと感じたら無理はしないことです。
熱が出ると余計に口唇ヘルペスが発症しやすくなるため、早い段階でゆっくりと休養をとることが大切です。
Lリジンは口唇ヘルペスの予防に有効な成分です。
アルギニンとのバランスや普段の生活習慣を整えながら上手に発症を抑制してください。
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